長かった前回から、ようやく本題に入れそうです。
3回も回り道にお付き合いいただきどうもありがとうございました。(え?ここから読まれている方もいらっしゃいますか?^^;)
魔導大戦まっただ中のファイブスター物語13巻ですが、ここではそこからほんの少し先について、私が長いこと疑問に思ってきたことを書いていきます。きっとハズレだと思うけども^^;適当に読み流して頂ければ幸いです。
しかしそのチカラが人間の為に使われることは殆ど無いし、その扉を開く方法も残念ながらこれまた存在しがたい。
ファティマを支配しているのは人間(それも所有できるのは騎士階級の人間だけ)であり、彼女たちはそこで与えられた僅かな範疇の中で生きていくのが精一杯の状況である。
かといっていきなり彼女たちが自由になったからといって「争いばかりする愚かな存在に」付き合いたいとは中々思わないだろうと考えられるのは、ダムゲート・コントロールを外された存在であるアトロポスやクーンを見ていると感じてしまう。
基本的に穏やかな性格を持っているというファティマだからこそ、人類の支配者に回ろうとせず「ファティマという存在の滅びを望んでいる」のかもしれないけれども、それは一方で人間との共存を拒否しているとも言えるのかもしれない。
彼女たちは生きているがゆえに感情もちゃんとあってそれ故のドラマも存在するのはその前の項目で書いてきたことではあるけれども、やはりファティマが持ち合わせている優れた能力を「戦闘行為以外で引き出す」には相当の、まるで「階段を踏み外し転げ落ちた」ような有り得ない動機が必要であり、それはかなりの・・・ジャンボ宝くじの1等を引き当てる以上に難しそうだ。
ヨーンがあのままバーシャと共にしていたらどうなっただろうか?と時々考えたことがある。
「・・・彼に騎士能力以外の立ち振舞まで身につきバーシャに人生をサポートされ続けていたならばひょっとすると、ハイドパイパー騎士団くらいの組織のリーダー格、それとも小さくても一国の主くらいにはなれただろうか?」と…
いや、その前に”成り上がりの騎士と壊れたファティマ”と周囲から目をつけられて、システム=カリギュラを引っ張り出してきてでも彼が殺されるか、バーシャと引き離される可能性が高くなるだろうか・・・(そういう意味でもカリギュラは恐ろしく高価な用心棒だとも言えるでしょう。要求する対価はかなり高いと思いますが星団でもかなり強い力を持っていて確実だからだ。彼らにとっても波乱要素は歓迎すべきことで、収入が得られるだけでなくパワーバランスの調整という名目にもかこつけられるし。)
騎士の間でも能力に雲泥の差が見られ、その上アーレン・ブラフォードの物語にもあるように才能だけではのし上がりにくい身分と世間の環境がジョーカー世界にもしっかりあるから、その限られた地位を巡り競争が絶えないだろうし「能力だけでは決して真っ直ぐ大きくなっていかない。」のも今生きる私達の世界とほぼ同じだ。
他にもコネとなる要素(お金や人脈、人脈に近いけど異なる要素である血筋や身分)が必要不可欠なのはファイブスター物語でも散々語られているように思われる。
もしも戦闘行為以外の全てにおいてもファティマのサポートが得られるのであれば、厳しい世間を生きる同じような能力の騎士たちの中だと、確実に頭一つ抜きん出そうなのも容易に想像ができるのですが、元々「騎士とファティマとロボット」はジョーカー世界における戦闘行為に対して一纏めの考えであるため、現在ある物語の世界でそんな「普通の騎士とファティマ」がもしいたら目立ち過ぎるきらいがあるようだ。
勿論可能性としては一応存在するから、もしかしたらよく探せば、そんな人も何処かにいるのかもしれないけれども・・・(ただ、彼らは子孫を残せないから一代限りのものでもありますが。)
※そういう意味でもウリクルの場合、国王陛下になる予定の人物、に心惹かれてしまったのはひとつのヴェールになっているとも言える。
彼の国では”コーラス王家の長子は騎士である”要素が固定されているが故にそれさえ満たしていれば自動的に主君になるというシステムの上に成り立っているからコーラスには競争がないのだ。まさにレアケース・・・フィルモアですら、強力な能力、身分の持ち主であっても水面下で世継ぎ争いは時として大きな揉め事になるというのに。
逆を書けば、コーラス王家の世代交代に何か問題が有るときは剣聖ハリコンの時のように”縁戚にもっと目立つ能力のあるものが出現した時”か、”長子が騎士でない、もしくは知性に相当おかしな事がある”場合に限られると思われるのですが・・・ディス・バイス(コーラス19)の息子テノールに関してはそこに係るの・・・かな?
^^;・・・また話が飛びそうになったのでそろそろ引き戻そう。
今回私が書きたかったのはそのような”かなり限られた機会でしか発生しなさそうな案件”についてではない。
勿論極少ない事案だからこそ、今までも物語として描かれ、本の上で強い魅力を放ち、例え登場人物が舞台から去ってもその影響力を世界に与え続けているし、その矛盾と輝きがFSSにおける魅力の一つであるとも考えている。
だけども・・・
私がファティマという才能ある存在に対してここまで書いてきたことは、あくまで「パートナーであるひとりの騎士とセットになった」場合にのみ、目を向けてきた。
ジョーカー世界でファティマはそういった組み合わせで動くのが普通であるからだ。
ただ今回私がずっと気になってきたことは・・・それは、彼女たちの能力を見ていて思ったことではあるけれども今までとは少し違う。
”ファティマが予め持ち合わせているそのハイパーな才能と穏やかさと辛抱強さそのものを・・・戦闘行為以外に用いられ、利用されたりしないのだろうか?”という疑念である。
ファイブスター物語ではある意味華やかで才能溢れきらびやかな印象の騎士達のお話が登場する一方、騎士を動かすにもファティマとロボットを所有し維持するのにもお金がかかるのは物語中でも、また副読本からでも明快に現れており、国家予算を用いて彼らを(高額で)雇いその軍事力を世に示さなくてはならないのだからお金を集め運営する立場の国の経営も大変だと思う・・・。これは現実の世界でも似たような所があり、使われる兵器には私達の税金から用いられているのだけども。
だからか最近、物語にも登場してきた、魔導大戦における戦場でのもう一方の顔・・・ボォスの戦場から難民をわざと作り上げ、かっさらってカーマントーに送り込み働かせるブローカー、その背後にいる某国と某国(もっとあるかも)の企みだとかがうっすらと明らかになりつつあるこの頃、国家のコストを稼ぐためにそんな犯罪同然のことをしなくてはならないのか、と思う一方、えらく古典的でもあり、あるいは非効率であるともとれるがどうだろうか。
勿論そんな方法で「生産された」難民は使い捨て同然かもしれないし、お金は稼げるのかも知れないけれども・・・
また、バッハトマ魔導帝国はその資金源をバイターアシッドから得ていおり、その製造は一旦ラインに乗せれば簡単かもしれない。だが、騎士以上に人材のいないバイター(それもこの場合、ペール同様のグレインを持つ能力者)の存在が必要不可欠であり、またアシッドは覚せい剤と似たようなポジションを持ち単価としては同じようにとてつもなく高価で取引されているようだけども、使用する者は当然少ないし、ファティマ・京の様子を見ていても分かるように、心身を蝕みやがてそれを使っているお客さんの健康と財産が崩壊してしまうので「一定以上の顧客」は増えにくいと思われる。
それでも国家の支えになるくらいの膨大な稼ぎを得られるのは間違いなさそうなのだが。
しかしそんな、数少ない才能で1国家、それも星団3位の軍事力の一端を支えられるだけの利益があげられるとしたならば、バイターよりももっと数がいて、優れた能力と頭脳を持ち、人間の言うことに従うファティマという存在が騎士の後ろに常に控えているではないか。
先ほど記した難民の話のように普通の人を自国外から引きずり出すような姑息で手間暇がかかるようなことをしたりしなくても、彼女たちの一手間くらいでもお金は稼げるのではないか?
ファティマの持つ彼女たちのポテンシャルを、どうにか人間は運用できないだろうか?
その美貌だけならば、トラフィックスに出てくるような娼館でも大金は得られるのだろうけども、はっきりいってそれは人間でも同じことができ、単に、彼女たちの希少価値だけの取引である。
しかも”人間にただ服従するだけ”で繊細な性格を持つファティマには多大な負担がかかりやがて壊れ、悲劇的な最後を迎えるものがとても多いだろう。だからといってそんな彼女たちの維持メンテナンスにお金を使おうとすれば今度は高コストが待っている。
そういった外観だけの話ではなく、彼女たちは、もっと人間のために働いてもらうことは出来るはず、お金を稼げるはず。それも彼女たちに負担にならない方法でいくらでも。
そう思わないだろうか?
ファティマは穏やかな性格を持ちながらも、戦いたくないという本来の性質を曲げ、無理やり制御して戦場に送り出しているのだから、ならば彼女達を戦場に連れていかなければ良い。そうすればファティマ側もストレスがかかりにくく日々が送れるし、なんならば虐待も禁止、性的な奉仕にも従事させないように自らも周りも厳しく管理し「目の前にある仕事に」集中させればお互いがハッピーでうまくいく。
そういう命令をファティマを持つ騎士が普段から出しておけばいいのだ。彼女たちがあまりあるずば抜けた能力を発揮しお金を稼げる分野なんて幾らでもあるだろう。
というのもファティマ・ヒュートランは雪之丞さんのダラけた経理に、自らの能力アップという名目で傍目には奇妙な修行を課して挑んでいたけれども、本来のファティマならば”大企業の15年分の経理が10分で終わる”力があるのだ。
ファティマを所有しないものたちからの圧力からか、彼女達は民間の仕事はしちゃいけないようではあるし、またどこの会議にも同行できない(いたらすぐさま何でも公平かつ迅速に分析し、最善の結論を出してしまうファティマが主役になってしまう!)、けれども、そんな仕事がちょっとの手間で出来る彼女達は”ダイヤモンドの卵”だろう。
依頼する側がファティマとの関わりを黙っていればいいわけで、ちょっとお願いしておけば彼女たちがあっという間にお金を連れてくる仕事は幾らでもそこら辺に転がっている。
しかもファティマに命令しておけばその演算能力から、大金を資産運用し更に膨らませる事だって容易だろう。わざわざ人間離れした身体能力を用いなくても、また本来戦闘に向いていないとも言われる彼女達を、戦死によるコストがかかるかもしれないロボットにわざわざ騎乗させなくても、その頭脳は机の上で発揮されれば充分。人間が頭脳労働で四苦八苦する仕事を肩代わりし、ちょっとその気になれば彼女たちはいくらでも「顧客である人間」を幸せへの道に導ける。
ファティマの数だって、最初はひとりで充分だ。ファティマが負担なく仕事ができお金を稼ぎつつ日々を送れてていれば、その評判は他のファティマにも伝わり、自らの所に仕えたい少女たちも殺到するかもしれないし、その考えに賛同する騎士(とファティマ)も資金を元に集められる。
お金が多少稼げたならばその費用で投資してファティマ・ガーランドを雇い彼女たちをメンテナンスして更に安定させつつ一方で工場を作り、より沢山のファティマを生み出すことも可能だ。
戦場で使うことが主の目的でなければ、「競争を伴うが故に高機能、しかし莫大な予算の掛かる」ガーランド製の銘入りファティマで有る必要もない。必要最低限な性能でも充分なくらいだ。
その”コストのかかっていないファティマ”を更に戦争以外の仕事をさせながら・・・富を金持ち含む民衆から取り込み、更に一部は組織の運営に使って人材を取り込み、更に評判を上げつつ・・・なんて好循環が繰り広げられると、恐らくだけども、あっという間に資金は国家レベルになり、そこに暮らす人々は他よりも自己負担が少なく楽に過ごせて、ハッピーな国民として熱狂的に支持するのではないかという気すらしてしまう。
”ファティマという従順で超優良な資源”に気がついた騎士はそのヒエラルキーの頂点として国家のトップに君臨することは可能ではないか。
とはいえ騎士がファティマを運用するのは大いに同士の中で目立ち、周囲からの力で押さえつけられる可能性があるから、本人はあくまで二番手として裏に周り、支配者としては誰かカリスマ性のある人物を据えておくのも手だろう。
その潤沢な資金であとは、システム=カリギュラを使うでも他のGTMガーランドでも引っこ抜くなりして、軍備を整えれば・・・
なんて事を思いながら、DESIGNS2にあるダスニカ神聖連合のジェネラル・ライ・ド・ピア氏の大柄で時代錯誤な格好をずっと眺めていたのでした^^;
デザインズにはジョーカーの大国(※注意、ただ、この中ではパワーバランス6位のガマッシャーン共和国だけ今迄ほとんど何も記載がないのがまた怪しいけれども・・・でもここは周辺国の表記から察するに、GTMの鉱石などを扱う”資源国”ですよね)に関して何で収益を得ているのか色々書かれていて地理好きだった私をワクワクさせる一方、急激な国家の台頭となるとやはり何か「お金を得るバックとしての産業が、何かある」ではないかと思い、その先手を切ったバッハトマ魔導帝国がなかなか得難いものを資金源にしていたことを考えると、やがてアドラー星で台頭してくるという”ディ・ヨーグン統一連邦とダスニカ神聖連合”にとってはそれが何であろう、という事をぼんやり思い描いていた時・・・
その資金源の素材として、非常に優秀で数もそこそこいるファティマって使えるのではないかと、そんな気がするのだ。彼女たちはおとなしく、騎士の命令ならば従うのが原則、人間に対しても従わないと生きられないから。(アイシャがかつてパルスェットに仕向けたように主人がこの人の言うことを聞け、になればファティマはその人に言うことにも従うのだから、尚のこと可能性は広がって行くかもしれない。)
しかも人と争い殺したり犯されたりするのでなく、それが主の命令からではあるものの国家の、国民の役に立つのなら彼女たちはひとつの命令に対して、人間が持ち合わせない優れた能力を進んで発揮してくれるかもしれないのだ。
では、ファティマの能力を用いて、財産を築き上げるとして…最も効率よく、あるいは多くの人民を熱心にさせ取り込む事の出来る商売というか、ファクターは何だろうか?…最終的にはどの様な手段で人間からお金を巻き上げるのだろうか…
ただあまりに先を先を、と慌ててしまうのも良くないだろうから私も長かったへっぽこ文章ここで一区切りをつけ、後は永野先生が紡いでくださる驚きに満ちた物語の続きを心から楽しみに待ちたい、そう思います。
広大なファイブスター物語のはるか向こうには、人類、ファティマ達、両方の希望と恐怖を背負ったラキシスがいる。
果てしない時間の中をアマテラスに寄り添い生きるために自らも作り替えた女神が。
ラキシスの現在は無邪気というか、彼に対する好き好きパワーを、その方向性としてはともかく^^;ずっと放出し続けているけれども、あんなにアマテラスに対し一途であり、現在はニコニコして二人してバカンス?に出かけていったラキシスがやがて、星団侵攻につれ彼と対立していくのは一体どうしてなのだろうか—?
魔導大戦まっただ中のファイブスター物語13巻ですが、ここではそこからほんの少し先について、私が長いこと疑問に思ってきたことを書いていきます。きっとハズレだと思うけども^^;適当に読み流して頂ければ幸いです。
4 ”きっと、政治的なもの。”
ここまで書いたことを圧縮すればファティマは騎士の支配下では戦闘及び戦闘に伴う殺人行為以外では「騎士の言うとおりにする」以上のことは成さないし、しかし彼女たちのポテンシャルとしては・・・運動能力だけは騎士に敵わないけれども、それ以外では圧倒的に(騎士を含む)人間を上回る能力と頭脳を秘めていると思われるのだ。しかしそのチカラが人間の為に使われることは殆ど無いし、その扉を開く方法も残念ながらこれまた存在しがたい。
ファティマを支配しているのは人間(それも所有できるのは騎士階級の人間だけ)であり、彼女たちはそこで与えられた僅かな範疇の中で生きていくのが精一杯の状況である。
かといっていきなり彼女たちが自由になったからといって「争いばかりする愚かな存在に」付き合いたいとは中々思わないだろうと考えられるのは、ダムゲート・コントロールを外された存在であるアトロポスやクーンを見ていると感じてしまう。
基本的に穏やかな性格を持っているというファティマだからこそ、人類の支配者に回ろうとせず「ファティマという存在の滅びを望んでいる」のかもしれないけれども、それは一方で人間との共存を拒否しているとも言えるのかもしれない。
彼女たちは生きているがゆえに感情もちゃんとあってそれ故のドラマも存在するのはその前の項目で書いてきたことではあるけれども、やはりファティマが持ち合わせている優れた能力を「戦闘行為以外で引き出す」には相当の、まるで「階段を踏み外し転げ落ちた」ような有り得ない動機が必要であり、それはかなりの・・・ジャンボ宝くじの1等を引き当てる以上に難しそうだ。
ヨーンがあのままバーシャと共にしていたらどうなっただろうか?と時々考えたことがある。
「・・・彼に騎士能力以外の立ち振舞まで身につきバーシャに人生をサポートされ続けていたならばひょっとすると、ハイドパイパー騎士団くらいの組織のリーダー格、それとも小さくても一国の主くらいにはなれただろうか?」と…
いや、その前に”成り上がりの騎士と壊れたファティマ”と周囲から目をつけられて、システム=カリギュラを引っ張り出してきてでも彼が殺されるか、バーシャと引き離される可能性が高くなるだろうか・・・(そういう意味でもカリギュラは恐ろしく高価な用心棒だとも言えるでしょう。要求する対価はかなり高いと思いますが星団でもかなり強い力を持っていて確実だからだ。彼らにとっても波乱要素は歓迎すべきことで、収入が得られるだけでなくパワーバランスの調整という名目にもかこつけられるし。)
騎士の間でも能力に雲泥の差が見られ、その上アーレン・ブラフォードの物語にもあるように才能だけではのし上がりにくい身分と世間の環境がジョーカー世界にもしっかりあるから、その限られた地位を巡り競争が絶えないだろうし「能力だけでは決して真っ直ぐ大きくなっていかない。」のも今生きる私達の世界とほぼ同じだ。
他にもコネとなる要素(お金や人脈、人脈に近いけど異なる要素である血筋や身分)が必要不可欠なのはファイブスター物語でも散々語られているように思われる。
もしも戦闘行為以外の全てにおいてもファティマのサポートが得られるのであれば、厳しい世間を生きる同じような能力の騎士たちの中だと、確実に頭一つ抜きん出そうなのも容易に想像ができるのですが、元々「騎士とファティマとロボット」はジョーカー世界における戦闘行為に対して一纏めの考えであるため、現在ある物語の世界でそんな「普通の騎士とファティマ」がもしいたら目立ち過ぎるきらいがあるようだ。
勿論可能性としては一応存在するから、もしかしたらよく探せば、そんな人も何処かにいるのかもしれないけれども・・・(ただ、彼らは子孫を残せないから一代限りのものでもありますが。)
※そういう意味でもウリクルの場合、国王陛下になる予定の人物、に心惹かれてしまったのはひとつのヴェールになっているとも言える。
彼の国では”コーラス王家の長子は騎士である”要素が固定されているが故にそれさえ満たしていれば自動的に主君になるというシステムの上に成り立っているからコーラスには競争がないのだ。まさにレアケース・・・フィルモアですら、強力な能力、身分の持ち主であっても水面下で世継ぎ争いは時として大きな揉め事になるというのに。
逆を書けば、コーラス王家の世代交代に何か問題が有るときは剣聖ハリコンの時のように”縁戚にもっと目立つ能力のあるものが出現した時”か、”長子が騎士でない、もしくは知性に相当おかしな事がある”場合に限られると思われるのですが・・・ディス・バイス(コーラス19)の息子テノールに関してはそこに係るの・・・かな?
^^;・・・また話が飛びそうになったのでそろそろ引き戻そう。
今回私が書きたかったのはそのような”かなり限られた機会でしか発生しなさそうな案件”についてではない。
勿論極少ない事案だからこそ、今までも物語として描かれ、本の上で強い魅力を放ち、例え登場人物が舞台から去ってもその影響力を世界に与え続けているし、その矛盾と輝きがFSSにおける魅力の一つであるとも考えている。
だけども・・・
私がファティマという才能ある存在に対してここまで書いてきたことは、あくまで「パートナーであるひとりの騎士とセットになった」場合にのみ、目を向けてきた。
ジョーカー世界でファティマはそういった組み合わせで動くのが普通であるからだ。
ただ今回私がずっと気になってきたことは・・・それは、彼女たちの能力を見ていて思ったことではあるけれども今までとは少し違う。
”ファティマが予め持ち合わせているそのハイパーな才能と穏やかさと辛抱強さそのものを・・・戦闘行為以外に用いられ、利用されたりしないのだろうか?”という疑念である。
ファイブスター物語ではある意味華やかで才能溢れきらびやかな印象の騎士達のお話が登場する一方、騎士を動かすにもファティマとロボットを所有し維持するのにもお金がかかるのは物語中でも、また副読本からでも明快に現れており、国家予算を用いて彼らを(高額で)雇いその軍事力を世に示さなくてはならないのだからお金を集め運営する立場の国の経営も大変だと思う・・・。これは現実の世界でも似たような所があり、使われる兵器には私達の税金から用いられているのだけども。
だからか最近、物語にも登場してきた、魔導大戦における戦場でのもう一方の顔・・・ボォスの戦場から難民をわざと作り上げ、かっさらってカーマントーに送り込み働かせるブローカー、その背後にいる某国と某国(もっとあるかも)の企みだとかがうっすらと明らかになりつつあるこの頃、国家のコストを稼ぐためにそんな犯罪同然のことをしなくてはならないのか、と思う一方、えらく古典的でもあり、あるいは非効率であるともとれるがどうだろうか。
勿論そんな方法で「生産された」難民は使い捨て同然かもしれないし、お金は稼げるのかも知れないけれども・・・
また、バッハトマ魔導帝国はその資金源をバイターアシッドから得ていおり、その製造は一旦ラインに乗せれば簡単かもしれない。だが、騎士以上に人材のいないバイター(それもこの場合、ペール同様のグレインを持つ能力者)の存在が必要不可欠であり、またアシッドは覚せい剤と似たようなポジションを持ち単価としては同じようにとてつもなく高価で取引されているようだけども、使用する者は当然少ないし、ファティマ・京の様子を見ていても分かるように、心身を蝕みやがてそれを使っているお客さんの健康と財産が崩壊してしまうので「一定以上の顧客」は増えにくいと思われる。
それでも国家の支えになるくらいの膨大な稼ぎを得られるのは間違いなさそうなのだが。
しかしそんな、数少ない才能で1国家、それも星団3位の軍事力の一端を支えられるだけの利益があげられるとしたならば、バイターよりももっと数がいて、優れた能力と頭脳を持ち、人間の言うことに従うファティマという存在が騎士の後ろに常に控えているではないか。
先ほど記した難民の話のように普通の人を自国外から引きずり出すような姑息で手間暇がかかるようなことをしたりしなくても、彼女たちの一手間くらいでもお金は稼げるのではないか?
ファティマの持つ彼女たちのポテンシャルを、どうにか人間は運用できないだろうか?
その美貌だけならば、トラフィックスに出てくるような娼館でも大金は得られるのだろうけども、はっきりいってそれは人間でも同じことができ、単に、彼女たちの希少価値だけの取引である。
しかも”人間にただ服従するだけ”で繊細な性格を持つファティマには多大な負担がかかりやがて壊れ、悲劇的な最後を迎えるものがとても多いだろう。だからといってそんな彼女たちの維持メンテナンスにお金を使おうとすれば今度は高コストが待っている。
そういった外観だけの話ではなく、彼女たちは、もっと人間のために働いてもらうことは出来るはず、お金を稼げるはず。それも彼女たちに負担にならない方法でいくらでも。
そう思わないだろうか?
ファティマは穏やかな性格を持ちながらも、戦いたくないという本来の性質を曲げ、無理やり制御して戦場に送り出しているのだから、ならば彼女達を戦場に連れていかなければ良い。そうすればファティマ側もストレスがかかりにくく日々が送れるし、なんならば虐待も禁止、性的な奉仕にも従事させないように自らも周りも厳しく管理し「目の前にある仕事に」集中させればお互いがハッピーでうまくいく。
そういう命令をファティマを持つ騎士が普段から出しておけばいいのだ。彼女たちがあまりあるずば抜けた能力を発揮しお金を稼げる分野なんて幾らでもあるだろう。
というのもファティマ・ヒュートランは雪之丞さんのダラけた経理に、自らの能力アップという名目で傍目には奇妙な修行を課して挑んでいたけれども、本来のファティマならば”大企業の15年分の経理が10分で終わる”力があるのだ。
ファティマを所有しないものたちからの圧力からか、彼女達は民間の仕事はしちゃいけないようではあるし、またどこの会議にも同行できない(いたらすぐさま何でも公平かつ迅速に分析し、最善の結論を出してしまうファティマが主役になってしまう!)、けれども、そんな仕事がちょっとの手間で出来る彼女達は”ダイヤモンドの卵”だろう。
依頼する側がファティマとの関わりを黙っていればいいわけで、ちょっとお願いしておけば彼女たちがあっという間にお金を連れてくる仕事は幾らでもそこら辺に転がっている。
しかもファティマに命令しておけばその演算能力から、大金を資産運用し更に膨らませる事だって容易だろう。わざわざ人間離れした身体能力を用いなくても、また本来戦闘に向いていないとも言われる彼女達を、戦死によるコストがかかるかもしれないロボットにわざわざ騎乗させなくても、その頭脳は机の上で発揮されれば充分。人間が頭脳労働で四苦八苦する仕事を肩代わりし、ちょっとその気になれば彼女たちはいくらでも「顧客である人間」を幸せへの道に導ける。
ファティマの数だって、最初はひとりで充分だ。ファティマが負担なく仕事ができお金を稼ぎつつ日々を送れてていれば、その評判は他のファティマにも伝わり、自らの所に仕えたい少女たちも殺到するかもしれないし、その考えに賛同する騎士(とファティマ)も資金を元に集められる。
お金が多少稼げたならばその費用で投資してファティマ・ガーランドを雇い彼女たちをメンテナンスして更に安定させつつ一方で工場を作り、より沢山のファティマを生み出すことも可能だ。
戦場で使うことが主の目的でなければ、「競争を伴うが故に高機能、しかし莫大な予算の掛かる」ガーランド製の銘入りファティマで有る必要もない。必要最低限な性能でも充分なくらいだ。
その”コストのかかっていないファティマ”を更に戦争以外の仕事をさせながら・・・富を金持ち含む民衆から取り込み、更に一部は組織の運営に使って人材を取り込み、更に評判を上げつつ・・・なんて好循環が繰り広げられると、恐らくだけども、あっという間に資金は国家レベルになり、そこに暮らす人々は他よりも自己負担が少なく楽に過ごせて、ハッピーな国民として熱狂的に支持するのではないかという気すらしてしまう。
”ファティマという従順で超優良な資源”に気がついた騎士はそのヒエラルキーの頂点として国家のトップに君臨することは可能ではないか。
とはいえ騎士がファティマを運用するのは大いに同士の中で目立ち、周囲からの力で押さえつけられる可能性があるから、本人はあくまで二番手として裏に周り、支配者としては誰かカリスマ性のある人物を据えておくのも手だろう。
その潤沢な資金であとは、システム=カリギュラを使うでも他のGTMガーランドでも引っこ抜くなりして、軍備を整えれば・・・
なんて事を思いながら、DESIGNS2にあるダスニカ神聖連合のジェネラル・ライ・ド・ピア氏の大柄で時代錯誤な格好をずっと眺めていたのでした^^;
デザインズにはジョーカーの大国(※注意、ただ、この中ではパワーバランス6位のガマッシャーン共和国だけ今迄ほとんど何も記載がないのがまた怪しいけれども・・・でもここは周辺国の表記から察するに、GTMの鉱石などを扱う”資源国”ですよね)に関して何で収益を得ているのか色々書かれていて地理好きだった私をワクワクさせる一方、急激な国家の台頭となるとやはり何か「お金を得るバックとしての産業が、何かある」ではないかと思い、その先手を切ったバッハトマ魔導帝国がなかなか得難いものを資金源にしていたことを考えると、やがてアドラー星で台頭してくるという”ディ・ヨーグン統一連邦とダスニカ神聖連合”にとってはそれが何であろう、という事をぼんやり思い描いていた時・・・
その資金源の素材として、非常に優秀で数もそこそこいるファティマって使えるのではないかと、そんな気がするのだ。彼女たちはおとなしく、騎士の命令ならば従うのが原則、人間に対しても従わないと生きられないから。(アイシャがかつてパルスェットに仕向けたように主人がこの人の言うことを聞け、になればファティマはその人に言うことにも従うのだから、尚のこと可能性は広がって行くかもしれない。)
しかも人と争い殺したり犯されたりするのでなく、それが主の命令からではあるものの国家の、国民の役に立つのなら彼女たちはひとつの命令に対して、人間が持ち合わせない優れた能力を進んで発揮してくれるかもしれないのだ。
では、ファティマの能力を用いて、財産を築き上げるとして…最も効率よく、あるいは多くの人民を熱心にさせ取り込む事の出来る商売というか、ファクターは何だろうか?…最終的にはどの様な手段で人間からお金を巻き上げるのだろうか…
うーん、今のところ分からないけどもライ・ド・ピア氏の格好からしてひょっとして宗教?予測という名の予言?「えせ詩女」みたいなところだろうか…。
勿論これは当てずっぽうにも程があり、その辺りは物語を待つしかありませんけども。外れている可能性、物凄く高いですよ^^;
勿論これは当てずっぽうにも程があり、その辺りは物語を待つしかありませんけども。外れている可能性、物凄く高いですよ^^;
ただこういった支配者と従属側と別の角度から支配される立場とで互いの利益によるタッグが組まれた時、とても怖いのが一見”勤めを果たすファティマにとっても幸せ、その国民もハッピーである”というビジネスにおけるWin-Winの法則に近いものが感じられるもののあくまで支配しているのは”ファティマを所有し従わせているごく一部の人間”であり、その僅かな者達の指先如何ではあらぬ方向に、楽な生き方を支持する大衆を大いに巻き込み暴走しかねないということなのだ。
そして国民の熱狂って怖いよね、ということをよく知っている人物がディ・ヨーグンやダスニカと同じアドラー星にお一人いらっしゃるではないですか・・・
ジョーカーの大国では数少ない「国民から選挙で選ばれた」人物。
彼は純血の騎士の血を引く名門家系の人物でもあり、その名を大衆に利用しつつも一方で多大に苦しめられ、落ちこぼれと自称する騎士でもあるトラン連邦の大統領、ミッション・ルースが。
彼は人が持ち合わせている浅はかさと、騎士と名門家と国家の大統領という、3つの権力がもたらす膨大なパワーと力ががもたらす変質の怖さを物語の上でも身を以て感じている様だし、彼はまた騎士でもあるからファティマが持ち合わせている価値についても多くのことを知っており、ジョーカー太陽星団でもリベラルと矛盾を内包しつつ、どこか冷ややかな視線も持ち合わせた人間なのだ。
彼の死に際しての言葉がアマテラスの大侵攻をもたらすのは随分前から明らかになっていること。
そして国民の熱狂って怖いよね、ということをよく知っている人物がディ・ヨーグンやダスニカと同じアドラー星にお一人いらっしゃるではないですか・・・
ジョーカーの大国では数少ない「国民から選挙で選ばれた」人物。
彼は純血の騎士の血を引く名門家系の人物でもあり、その名を大衆に利用しつつも一方で多大に苦しめられ、落ちこぼれと自称する騎士でもあるトラン連邦の大統領、ミッション・ルースが。
彼は人が持ち合わせている浅はかさと、騎士と名門家と国家の大統領という、3つの権力がもたらす膨大なパワーと力ががもたらす変質の怖さを物語の上でも身を以て感じている様だし、彼はまた騎士でもあるからファティマが持ち合わせている価値についても多くのことを知っており、ジョーカー太陽星団でもリベラルと矛盾を内包しつつ、どこか冷ややかな視線も持ち合わせた人間なのだ。
彼の死に際しての言葉がアマテラスの大侵攻をもたらすのは随分前から明らかになっていること。
それまでに一体何が起こるのかは物語を待つことにして・・・
ファティマという人工生命体、とても優秀で驚異的な能力を持ちまた大変辛抱強い存在は、彼女たちも生きているが故、人生の出会い如何によってはヒト個人を、更には物語そのものを大きく導くかもしれないけれども、そんなことはまず有り得なくて、基本は人間の敷いた茨の道をただ歩く存在。
しかもその枷を外すふりをされて、野望を抱くごく一握りの人間にその能力だけを利用される側面が大いにあるのではないか。そしてそんな状況の中でもしもAKDの大侵攻が来たら…彼女達は本来の役割、「騎士と組しロボットと共に最前線に向かう」戦争ともまた違った大きな悲劇に巻き込まれたりしてしまうのだろうか?という一種の予感が、ここのところずっと頭をよぎるのだ。
ただそれは何か、というのも一応浮かんできているのですが、それは…
ファティマという人工生命体、とても優秀で驚異的な能力を持ちまた大変辛抱強い存在は、彼女たちも生きているが故、人生の出会い如何によってはヒト個人を、更には物語そのものを大きく導くかもしれないけれども、そんなことはまず有り得なくて、基本は人間の敷いた茨の道をただ歩く存在。
しかもその枷を外すふりをされて、野望を抱くごく一握りの人間にその能力だけを利用される側面が大いにあるのではないか。そしてそんな状況の中でもしもAKDの大侵攻が来たら…彼女達は本来の役割、「騎士と組しロボットと共に最前線に向かう」戦争ともまた違った大きな悲劇に巻き込まれたりしてしまうのだろうか?という一種の予感が、ここのところずっと頭をよぎるのだ。
ただそれは何か、というのも一応浮かんできているのですが、それは…
“すみませんが、やがて来るかも知れない物語のため、わざと記さないでおくつもりだ。”
…そんなところです。
…そんなところです。
合計2万3千字位の下手な想像にお付き合い頂きどうもありがとうございましたm(__)m
今回記したことは全て、何れもまるで根拠の無いことであり、完走してくださった皆様にはきっと、このトンチンカンに苦笑いされている事と思いますが、これがマジェスティック・スタンドの次のお話「壊れゆく世界」に思いを馳せた結果の迷走であることをお許し願いたいです。
ただあまりに先を先を、と慌ててしまうのも良くないだろうから私も長かったへっぽこ文章ここで一区切りをつけ、後は永野先生が紡いでくださる驚きに満ちた物語の続きを心から楽しみに待ちたい、そう思います。
それでも、結論の代わりではないけれども最後に。
広大なファイブスター物語のはるか向こうには、人類、ファティマ達、両方の希望と恐怖を背負ったラキシスがいる。
果てしない時間の中をアマテラスに寄り添い生きるために自らも作り替えた女神が。
ラキシスの現在は無邪気というか、彼に対する好き好きパワーを、その方向性としてはともかく^^;ずっと放出し続けているけれども、あんなにアマテラスに対し一途であり、現在はニコニコして二人してバカンス?に出かけていったラキシスがやがて、星団侵攻につれ彼と対立していくのは一体どうしてなのだろうか—?
そんな事も先に書いた長い戯言と一緒に感じながら、ファイブスター物語の最新コミックスである13巻を手にしてじっくり味わい、そしてまた最初から物語の道程を思い描きつつ、単行本やDESIGNSを手に取り、今度はどんな未知の展開が頭に浮かんでくるのかヒントを貰いたいが為に繰り返し読みふけってしまうような、そんな気がしています。
コメント
私もこの物語の要素について同じようなことを以前から考えておりました。
ファティマは騎士含む人間よりも公正聡明で頭脳は超明晰、ならばやることはたくさんあります、教育者、学者、研究者、政治家…
しかしコレは意図的にダムゲートで縛っているかもしれません。果たして。
ナイン(詩女)→騎士→AF→カイエン、ダブルイプシロン型AF→三女神やマキシ
人間よりあらゆる面で優れたAFからは神になるものや高次の生命体になるもののが出てきますが、人間からは神になることは無いのかな。
AFの因子を持つものが神になれる、もしくは神との相性がよい。
詩女の量産型がAFなような気もします。
この辺りの考察を踏まえてオフやりたいですね~
どうもこんにちは。折角温かいコメントを頂いておきながら大変遅くなって申し訳ありません…!
こんなもの書いてどうするんだ、と云うことをつらつら勝手に綴りましたから、果たしてどなたも読んでくださらないと危惧してましたし実際今もそんな気もするのです^^;
でもAniki%さんからお言葉をいただき、とてもホッとしました。ブログを書いていると、時間はかかりかつ自分勝手なことを書いているのですがその割に突然不安になることがあるのも確かだからです。
ファティマは(遺伝上、)ナッカンドラ・スバースの子供→ナインの孫であることがはっきりしている為(となるとカイエンやベリンは親戚ということになります)からその辺りと絡みますがどこまでが神様、どこまでが人間、どこまでがどちらでもないのか(あるいはそういう線引き自体も異なるのかもしれません。)
私の感じた印象はこういう枠組みでしたが、それは恐らく読者ひとりひとり、違っていても不思議はないように思います。
その辺りも含めて、オフ会も行いたいですね~!お盆休みが終わるまで私自身は何も動けない状態で申し訳ありませんが、まず29日のトークショーが皆様当たっていることを願いつつ、軽い話からディープなところまでFSSやGTMの話題で盛り上がることを私としてもとっても望んでおります。