ニュータイプ8月号ネタバレ付き感想~珍しく想定通り、でもその前に^^;の巻。(2020年)

 (7/12追記)
 今回ネタバレ感想ですっかり書き忘れてしまった項目がありました。とはいえこちらはやたら妄想混じりにお送りしておりますが、それでも良かったらこちらもどうぞ。

 梅雨は長いし(本当にお日様が少ない)お読みくださっている方の中には、豪雨災害で大変な思いをされている方もいらっしゃるかもしれません。募金など少しでも出来ることを心がけつつ、一方マスクが湿気でこもって近所に出かけるのも何とも辛いこの頃ですけども、COVID-19になんとか対応できるように、と自分自身に言い聞かせているこの頃です。

 この二ヶ月間、新型コロナウイルスの影響で連載が止まり、DESIGNSが掲載されていました。それはそれでとても楽しく興味深いものではあったのですが、このブログ的にはパズルのピースが新たにたくさん補充されたにも関わらず、どこか足りない状態でもありました。

 例えば令令謝がDESIGNS6での書き方だと「彼女の本当の名前になったときそれはもう彼女ではないのかも知れない」と書かれているにも関わらず、同じ本に載っていた”零零”は実は遠い未来に誕生するファティマの子供である(つまりレレイスの直接の子孫ということだよね)ということだから一応別人である、と先月号で解説されているのだから、このD6の説明とは一致しません。
 では令令謝の本当の名前は一体どんな名前と姿なのか、ナオ・レイソル・リンドーとはどう対峙していくのか?(今わかっている超帝国騎士の転生者は覚醒後どういう人生となるのか、ずっと生きるのか限りがあるのかまだ良くわかりませんし)令令謝の本当の名前と彼女が7777まで生きることとは何かしら関係があるのか?…とぼんやりとは思い続けたのですけども、でも結局何もまとまらないまま今日まで来てしまいました^^;
 情報が少ないのに悩んだり、勝手にない所から思い描いても仕方がないので私のFSS活動の中では一番生産性のない(自己満足以上のものがないですから)イラストを描いたりして過ごしていました。このブログもトップ絵は変わっています。
 そういえば近々Twitterで”#ファティマ総選挙2020”が開催されるようですけども…。

 今回はそういった意味でも久しぶりに物語が動き出し、「あの」カレンちゃんが登場したあとの続きが読めるのですからホッとしたのは確かです。
 なのですが先にガッカリしたことも。
 前ページが先月号のクイズの答えや各種ニュースになっていますけども、これ、カイゼリンフォトコンテストのNT賞用に取ってあったページですよね…?(コンテストの結果は8月1日ボークスで発行される冊子”VHF Vol.5”で発表される事に。気になる方は当日以降ボークス店舗でお買い物するか、通信販売利用でもらって下さい。(カートに入れる必要あり)
 私はコンテスト応募していませんけども、6月に行われた作品の人気投票時、「NT賞はニュータイプ8月号に掲載」と書かれていたこともあり、今回どんな作品が選ばれ雑誌掲載の名誉とななったのかな?と楽しみにしていただけに、発表されなかったのは残念です。来月以降に掲載されることを願い、また色々アイデアや趣向を凝らした作品群に対しての永野先生のコメントなどを読んでみたいなぁと思いました。
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 さて本編に参りましょう。
 まず読んだときにどうしても思い出せない事があって、このブログの検索機能を使いました^^;2019年11月号だったのですね。
「式神オフェロス様」って一体何だっけ…?最近だったと思ったけど一体どこで出てきてたのか忘れてました^^;そうだそうだ、ミス・マドラが懐園剣雄を手にしたときに言ってましたね…というか人じゃないのかよ!!(いや、時には人型にもなるのかも知れませんけども…)
 でもこれで彼女が言ってたチンプンカンプンの文脈が少し解けたかもしれない。
「高次元存在…その本来の主はラキシス…なるほど、それで(あなたが出現したんですね。)わかりました。オフェロス様同様私もラキシスのしもべのひとりですから」と超帝国剣聖プロミネンスは言っているんですね。
 ミス・マドラは(スパークの件があるのでややこしいけども)ミラージュ騎士となるけれども彼女が主としているのはラキシスである。ということが以前から言われていましたし、懐園剣雄の本来の持ち主はラキシスだと先月号でも書かれていますから、ここでなんとなく繋がります。
 しかし、またしても別名というか、別役?なのか…(オイ)機械の最強生命体、だけじゃなかったんですね。

 ややこしいといえば、これは別に今月号に限ったことではありませんけれども、今回シルヴィスが彼奴と呼んだり外神の印象(デモン・ダ・インプレッションの通り名)と呼んだりするので分かりにくいけれども、彼女があやつと呼びカレンからの支援を事実上断るくらいなのだから、やはり今回のデモン・ダ・インプレッションに帰依した人物は魔太子ルシファ、なんでしょうか。
 魔太子ルシファはかつてタイカ世界でシルヴィスに嫁になれと迫ったり、浮遊城でラキシスを狙った美形なんだけどもムッツリス◯ベな感じの方です。(アンカー亜族の人物…のはず。)
 この人(ひとなのか?)は先月号の永野先生にはお化け呼ばわりされてますけども…お化けということは神様クラスの中では中途半端な存在なの…かなぁ。カレン(やスケダチ嬢)はやがてアンカー亜族の支援をしていくことになるけれども、シルヴィスは十曜亜族ですし…。
 まぁ神と悪魔は紙一重っぽい側面が(ファイブスター物語だけじゃないけど)ありそうだからこのあたりは、神話のひとつとして、その時その時に楽しめば良いのかな、と思いました。(なんつーいいかげん…。)

 クフィル・インペリューンや「式神オフェロス様」がこの話に出てくるのはもう随分前から永野先生から予告されていましたし、私もそのことについては随分前にブログ触れたので、想定通りとも呼べ別段驚かなかったのですけども、まさかその前にギャグが挟まるとは思いませんでした^^;野球でいきなりアンダースロー投げられたバッターの様な気分です。
 これでまた、映画ゴティックメードを観ると笑いが起きること必至でしょう^^;現在9箇所についてドリパスで発売中です!まだ未見の方はこの機会に是非!沖縄でも再上映があります。)
 マッハ100って約時速12万キロなので、(単に掛け声だけかもしれないけれども^^;)トリハロン皇子の時は時速200キロ以上(ゴティックメード・ワールドガイド参照)と言われてましたから、それにしても桁違いのスピードです…。(いや比較するの間違えてると思う^^;)
 でもしっかり腰の宝石から出てきましたね。とはいえいい迷惑だったでしょうね!

 そして先月号の表紙に出てきた方も即座に(FSS設定画になってすぐ出てくるとは限らないから…)ご登場してきましたけども、この方達いわゆる私達の銀河系出身ですから、この方にお会いするエピソード(1945年ベルリン攻防戦やフール・フォー・ザ・シティの世界線)もそのうち出てくると良いなぁと期待してしまいます。
 心配性だということで…優しいのですね。
 あくまで貧弱な想像でしかありませんけども、蓮の花に乗ってますしFSS版梵天、といったところなんでしょうか。(ボクあのひと知ってる、が今回一番くすっとしてしまいました。)

 さて大本命がいよいよご登場…といった所なのですが、永野先生まだまだ新規キャラクター?が多く出現することについて悩まれているフリ(ふりだと自分は思う^^;)をされているので…。このあとはどうなのかなぁ。ニュータイプ6月号で突然名前が出てきている「シノアレグ・ゼア」はきっと出てくるんだと思いますけども、この分だと、ラキシスの宝石全てに収まっている者や力を示す何かが全て出てきそうも予感も漂わせています…今月号の分も入れると、あと17??(ゴリリダルリハがその中に収まりそうな気配もありますけども)いやどうなのかな…?
 それと関係あるのかどうかは分かりませんけども、ショウメ争奪戦の最後に出てくるキャラクター(達なので複数か)は重要らしいのでこのままクライマックスへ向けて読者も突進していきましょう!

コメント

タクト さんのコメント…

お久しぶりです!

まずは…扉絵のMMTデモン、カラーリングに少し驚きました。なんというか……超絶カッコ良いのですが、少しあっさりしてる?サイズに関しては何となく予想はしていましたが。タイカ宇宙の設定に関してはこれまで以上に割と早いペースで次のステージへの設定の見直しが行われている感じがしますね。

超帝國剣聖の意識を宿している騎士たちの行く末は確かに気になります……ナオもクルマルス版の設定画が公開されていますが、あれは本来のクルマルスなのでしょうか?AD世紀に存在していた頃とは見た目は違うはずだと思いますが、そこら辺混乱しそう。

ビュランコートが別名を持つのは意外でしたが、式神と名の付くからには、モナーク関連の方達とも関係があるのかな?見た目は単行本1巻の未来回想シーンに出てきたクフィルインペリューンのデザインを思い出しました。個人的には少し物足りないデザインでした(^◇^;)

ほんとにラキシスの僕が総登場するなら、それだけで連載一回分が潰れそうですね(^◇^;)

カイゼリンのコンテストなどコロナのせいで本当に可哀想なくらいにバタバタしたり、本当に残念でなりません。

チークさんもくれぐれもお気をつけて。

ではまた!


チーク さんの投稿…
タクトさま
どうもこんばんは。いつも気にかけてくださりありがとうございます!
表紙のデモン・ダ・インプレッションについて書くことをすっかり忘れてしまっていましたけども^^;どうも女神の感傷”バイナス”と色々対になっているのかなぁという感じは受けました。(確かに5巻のタイカ宇宙でのお話と色々変わった?感じもあるのですけども、これはせめてURIご本人が出てこないと表現しにくい所がありますね。今迄彼が出てきたときはカレンが一緒で最近の説明とはことごとく一致しないというか、おふたり仲睦まじい感じすらしたので…。)
デモンのカラーリングからして、バイナスはオペラピンクじゃないでしょうか。デモンがルナ(月)でバイナスがソル(太陽)なのも気になります。同時に出現するための何か、という要素とここからスタートするURIとカレンの間に横たわっている物語も気になるところです。将来ご夫婦になるはずなのに最近の設定などを読んでいる限りでは水と油みたいな要素だらけになってしまっていますからね。
最悪の出会いから何かが始まるのでしょうか?

ただ私などはメカの要素は読み取り辛く、映画のように色と音と動きで何かが伝わると又違うのだと思うのですけども、例えば今回のような「メカの大きさ」や「MMTのエネルギー無効フィールド」が最近出てきているバリア系の他のものと何が違うのか良くわからない→わからないから印象に残りにくい所があります。文字での効果音と白黒の狭いフィールド(いや、他の漫画に比べれば随分大きいのですが)では辛いところかも知れませんね。

イベントの件はこのご時世、本当に気の毒だと思います。ただ6月中旬にTwitterではじまった投票の時点では今月号にNT賞が掲載されると予告されてたものですから、さて掲載されると思っていたものが一文もなくカットされているのはコンテスト応募者の方は楽しみにされていただろうに、とつい思ってしまいますね。
今新型コロナウイルスで色々大きな壁に直面している音楽の主催者の多くがかなり丁寧に対処し新しい動きに出ている所が多いこともあり、TwitterやHPでの一言で良かったので、先にお知らせしておけばもっと気持ちよく待てたのではないのかな、とも思います。
色々ごちゃごちゃと書いてしまいましたけども、でもこんな中でも物語の続きが読めることを心からありがたいと思っております。
また実際にお会いしたりすることは現在の状況では困難が多いのも確かですけども、こうしてネットがあるということで、またファイブスター物語のお話をアレコレできたならばとても嬉しく思います!改めてこの掘っ立て小屋に出向いていただいたこと、ありがとうございますm(_ _)m

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