左の7番があの人ならば、右の6番はこの方か?(ネタバレあり)

   今回は話1/10くらいに聞いてほしいシリーズ(前回はヨーン・バインツェルが天照から勅命を受け、すぐミラージュ騎士団を抜けてしまう件)その2となるでしょうか。

 いや今回もニュータイプ2021年1月号冒頭のミラージュ騎士団メンバー表についてのお話となるので関連性は一応あるのかな?いずれにせよテキトーに読んでいただき、すぐ忘れて下さい💨


 尚、最新号ニュータイプ2月号のネタバレ付き内容を含んでおります。まだ読んでいない方は速攻で回れ右して、雑誌を買って読んでもしへっぽこのことを覚えていたら戻ってきてくださると嬉しいです😅

(仕切りっぽいものがなかったので、今年の年賀状FSS版です。ごくわずかの方にこちらをお送りしました…。皆様改めまして今年もよろしくお願いいたします。)

 昨日ニュータイプ2月号ネタバレ付き感想を書いた時には見落として慌てて追記したこと…

「右翼の6番は天照家の人物でなく、唯一の例外としてミラージュガット・ブロウが渡される人。3159には気が向いたら参加。母方はシャンディ・マーカスの直系血統。戦国ものらしいドラマがこの背景に」

 というのが誰なのか。ミラージュ・ガットブロウを持っているちゃあことワスチャ・コーダンテかと思っていたのですが天照家の人でないということは、また別の想像をしなくてはなりません。

 でもその前に、もう一つ完全に謎の人物、名前すら明らかになっていなかった左翼の7番

「捕獲後洗脳されてミラージュ騎士団入りする可哀想な子。ボー・ヨーグン郡国の奴隷民出身。」

 この方が一体誰なのか、いきなり2月号になって判明しました。

 それはヨーン・バインツェルに局部を見られたというとんでもない事情で彼に惚れ込んでしまったバッハトマ騎士、アーリィ・ブラストです。

 勿論彼女は今現在のところはバッハトマにおり、でもヨーンくんのことを忘れておらず、変な格好して彼を追いかけているようですが…


 はて。夕食を取りつつも、自分はあることを思い出しました、

 ただ、思い出し、そこから得た結論はえらく威勢がいいものの😅過程がえらくぼんやりしているものですから、思った経緯をを3つに分けます。

 というかすっかり忘れてたんですが…私、アーリィ・ブラストこそが本物の「皇女茄里」で、ノルガン・ジークボゥの実妹ではないかと思っているんですよね😅

 いやアーリィのやってることがジークの母璃里にそっくりですから。

 やたら目を強調させてみたり、「限界を出し切れば次が見える」と言ってみたり、そういえば今回も、恋するあの方のためならと努力したんだろうけども、結果かなり妙ちきりんなファッションしていますよね彼女…。

 い、遺伝??

 えらく直毛な髪の毛とか瞳はジークの父似?

 それにそういえば、「お腹の子(の名前)は私が付けるです、ゲヘヘ」としていた幼き日のラキシス、その顛末が明らかになっていないけどもラキシスが生まれてきた子供に茄里と付けるとはあんまり思えないんだよなぁ…(茄って、剣聖慧茄の茄でしょ?)

 ちょっと話題を変えます。

 今クリスティンと仲良くなりそうな皇女茄里については、まだ確定、とまではいかないけれども、多分ショーカムとリリの子ではないんだろうな、というのが自分の見立てです。

 彼女が皇女と名乗るにはボルガ・レーダー家の血が必須のようなので、何処かでこれがひっくり返るのではないかという可能性があります。

 今の茄里さん、生まれ年やジークと比較した時の姿、DESIGNS6での家族写真を考えると殆ど年子同然なのに、ヨーンに「子供」と言われたり、見た目的にもジークと年齢離れてそうだし、何よりシャルデファーで、「二人の兄妹の保護」という勅令をうけてフィルモア帝国皇帝になっているダイ・グ・フィルモア5が、全ての事情を知っていて、なのに彼女をクリスから守ろうとしなかった。

(事情というのは突然の訪問者が皇女であることと、クリスティン・Vがこの彼女が何者なのか全く知らないことです。展開によってはクリスが剣を取る状況にもなり得たのです。幸いそのような事態にはなりませんでしたけども…)

 勿論茄里が今後どんな人生を歩むのかはまた別問題としてありますけれども…(現在は幼いながら大人の事情に振り回されているだけで、良い身分で強力な騎士の女性には違いない。将来元老院議長になるようですし)

 「だとしたら本物の、バランシェに抱かれて「コロス」と物騒なこと言ってる赤ちゃん茄里はどこに??」

 この件と「ジークが剣を取ることをやめた」ことは大いに関係しているのではないか、そして彼がどうして剣を持たなくなったのか、この話はまだファイブスター物語本編でも書かれていないと以前このブログでも触れたことがあります。


 更にここで話題を変えます(オイ)

 3

 映画ゴティックメードに出てくるシャンディ・マーカス。彼女の血はやがて2つの流れとなります。

 トリハロン皇子が帝国を再統一しフィルモア帝国となった時、ドナウ帝国の皇帝騎メロウラ(カイゼリンは聖宮ラーンに移譲していってしまったから。というかその後トリハロンはGTM乗らなかったんですよね)と、太陽王国側の騎体プリンシパルが交換され、この時マーカス家の人間も分家して太陽王国側に一部移動します。(13巻参照)

 太陽王国側に行った分家側マーカス家の末裔→クリスティン・Vとなります。

 となると本家がいるわけですが、この本家は現在もドナウ帝国の直列であるブラウ・フィルモア王家に仕えていて、ブラウ騎士団にメリー・マーカスという人物が物語にも登場しています。

 シャンディ・マーカスと対を成して映画ゴティックメードに登場しているルドルフ・サヤステはその後あちこちで剣聖を出したりしつつ、今の筆頭イゾルデ・サヤステ太閤からママドア・ユーゾッタ、ビット・マエッセンに至るまで様々な騎士を輩出していますけども、マーカスの方はあまり知られていない…そのうち色々な人が出てくるのかもしれないけれど😅

 でも本家がブラウ・フィルモア王家に近いところに現在もいる。しかも直系とかんがえると…。

 



 以上3つのことを鑑みてみると、こう思えてきたのです。

 天照さんも彼のこともよく知っているみたいだし(生まれでもその後の学園生活でも)、アーリィ・ブラストがもし本当に彼の妹ならば、この例外なミラージュ騎士右翼ナンバー6って、ノルガン・ジークボゥこと、フィルモア帝国皇帝レーダー9じゃないの??って…😨

 

 えええ!と思われた方いるかもしれないけど、でもだとしたら「気が向いたら3159のアドラー戦線参加」という、ミラージュ騎士としてはとんでもない感じなのも彼ならあるかな、と思うのです。元々戦いたくない方ですし。

 ただ可哀想な子アーリィ・ブラストは、アドラー星にあるボー・ヨーグン郡国の奴隷民出身ということになっていますけども、高校生活はデルタ=ベルン内ガス=ガル連邦の学校に通っています(DESIGNS5参照)

 AKDというか天照は彼女の出自を(マグダルみたいな事件性があった上で)理解してアドラー星から極秘に拾い上げたのでしょうか?

 そして元々ラキシスが彼女につけようとしていた名前が「アーリィ・ブラスト」ではないのか??(そんな彼女がミラージュ騎士になって戻ってくるとしたらこれもまた奇妙な話となります)

 そしてジークボゥが長年探してるもの(この話はまだ実際に物語に出てきてないけど)ってこの実妹のことで、再会したら個人的な事由によって、妹にひどい思いをさせただろうディ・ヨーグン連邦への復讐という形で参戦するの??


 …なーんて思いながらDESIGNSなどバックナンバー、単行本を広げながらあれこれ考え、そして物語がどう展開されていくのか考えている時間がとても楽しいですよね。

 これこそファイブスター物語の醍醐味のひとつとしていますけども、とはいえファンが勝手に考えただけのことですから、すぐに忘れてくださいね💦

 私もまた忘れてます…。今回戯言がいつになく多いというか、未確定要素が多いですしね。

 まずはアララギ・ハイトさんのこと小馬鹿にしてたけど彼と恋する気持ち(とテンション)はおんなじでしょ!のポジティブ思考のアーリィがワックス・トラックスで誰と出会うのか、またヨーンと再会できるのか😂とても楽しみにしております。

コメント

匿名 さんのコメント…
はじめまして。

いつも細かい考察、唸りながら楽しませて頂いております。
年がバレますが、エルガイムから永野先生のセンスに衝撃をうけ
連載開始から追いかけ、今や懐かしいキャラクターズも集めていましたが
今は海外に住んでいるので連載も単行本も追えずに寂しい思いをしており
皆様の考察が出揃う毎月10日前後が待ち遠しい日々です。

恥ずかしくてコメントはあまりしないほうなのですが  
今回はたまらず筆?をとりました。

アーリー・ブラストが本当の皇女茄里ではないか、という考察。
もうそれしかないんじゃないか!?ってくらいズギューンときてしまいました。
いろんな方がおっしゃているように、今出ている皇女は年齢が幼すぎですよね。
ジークが「君は!?」みたいに驚いたのもちょっと不思議でした。
アーリーと茄里って髪型も顔つきも似てますし。
出生もマグダルの境遇とリンクさせている感がします。

誰か他にも同じ考察をされている方がいないかと検索したら
アーリーブラストとは初期胚盤胞のことだと出てきまして
難しくてよくわからないけど不妊治療とか人工授精とか関係があるようです。

私は考察力もないですし、そもそも本編を読めませんので
妄想しながらそわそわしております。
ぜひぜひ、新たな考察をお待ちしております~。

長文失礼しました。
チーク さんの投稿…
オーバーシーからありがとうございます。の方

 どうもこんにちは。コメントどうもありがとうございます!そして「匿名の方はもれなく変名が付けられる」ことをお許し下さい。
 海外からどうもありがとうございます。多分今年中、それも上半期くらいにはファイブスター物語16巻も出版されるでしょうから(最新号でマグナパレスの全身像線画公開されていますけども、多分単行本への布石でもある)機会があれば是非手に取ってお楽しみ頂けたら有り難いです。

 今回割とはっきり書いてしまいましたけども、自分のブログは本編未読の方には何のことかわからないようにしているつもりの所があり、オーバーシーからありがとうございます。さんにすぐ最新の物語が読めないご事情があるとはいえこのブログが決して親切な作りではないことを先にお許し頂きたいと思います。
 
 そして今日本にファイブスター物語について触れている個人ブログやHPが一体どのくらいあるのか私にはわからないのですけども、幾つかは間違いなくある感じなのですね。
(私は相互リンクを貼らせていただいているWeb tonbori堂さん以外は特にチェックしていなかったりします。エゴサーチみたいなこともしておりませんし…)

 自分は考察というような深いものではなく^^;その時時で物語に対して思ったことを書き留めているだけ&感想としても色々なご意見がきっとあるかと思いますけども、比較しながらご自身の想像をより膨らませて頂けたら有り難いです。


 ただ「皇女茄里」のくだりは、ちょっと補足させていただきますね。
 15巻のジークと13巻(初登場時)のジークでは随分印象が違うというか、格好も含め幼く感じた(ヨーンも含む)→これはすぐバレないためにわざと先生画風を調整されて描いたのではないかという疑惑がありました。
 そうしている時にアーリィ・ブラストの初登場も同時にあり、彼女がやたら目を大きく強調しているコマがあるのと、リリは元々目が大きいのに、更に大きく見せようとアイライン入れたり、女王のときは目を細めて威厳出してるのよーみたいな説明があるのと(DESIGNS5あたりどうぞ)というあたり、目力に関する演出が随分かぶるなぁ、と思ったのがきっかけです。
 ついでにリリもアーリィもファティマみたいにまな板…いえ失礼、痩身ですしね(あのランジェリー姿はL字ワイヤー&寄せあげの三角ストラップの構造上2枚位パッドが入っているはずです、ヨーンくんボイーンとしちゃていますけど^^;注意力散漫よ!^^;)


 でもダイ・グとクリスティン・Vのくだりがあるまで(この部分は16巻に掲載される予定です)うーん、自分がこの皇女茄里が偽物であると思うのことがおかしいのかなぁ、とも(ブログに書きつつ)感じていたことです。
 今は結構ドライにそう思っているけれども、それでも単なる1意見でしかないということはお伝えしておきます。


 更にややこしいことにダイ・グはその時アラン・リー・ファウトゥにリリから託されたというトリハロンの指輪を渡しているため、分かりにくくなっている感じですけども、母がリリで、彼女がブラウ・フィルモア女王である以上、指輪を託しても良いくらいに茄里が高貴な身分の者であることには変わりないと思います。
 ただそれでも彼女は皇女ではないだろう、そして彼女が生まれた背景が結構おぞましそうだというのが今の見立てです。でもそんな呪われた境遇を背負って誕生した女の子ご本人に罪はありません。なんとかクリスティンと共に乗り切って欲しいなと心から願っています。

 ここまで書いたところで、良かったら13巻の剣聖慧茄と、詩女フンフトの会話を読み返して頂けると幸いです。

 あとは一連の物語の全てを知っているだろうダイ・グ、もしくはリリ、あるいはジークからの言葉を待つしかなさそうです。
 15巻でトリハロンさんが出てきた時にリリに向かって言い放った「これ以上の血を流すなど許さぬ」の一回目についてがまだ明らかになっていませんから。
 いつになるかは分かりませんけども、でも物語は15巻の時点からもう26年も経過してしまったので、アーリィの未来も確定したことですし、そろそろ明らかになるのかもしれませんね。その時をどうぞお楽しみにして下さい!
 こちらこそ長々と(しかも読みにくいものを)失礼いたしました…。

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